こんにちわ、ゆいて(@yuitelog)です。
当サイトは、WordPressテーマAFFINGER6を使用中。
ですが、いまブロガーの間で人気爆増中のWordPressテーマ「SWELL」を使ってみたくなりました!
浮気じゃないよ!ちょっと使ってみたいだけ・・・
SWELLを使ってみたいものの・・・
- AFFINGER6は気に入っているので、テーマの移行はNO!
- このサイトでもっといろいろやりたいので新サイトもNO!
と言うわけで、いろいろ調べたところ「サブディレクトリ」を作って、そこにSWELLをインストールするという方法にたどり着きました。
要するに、異なるテーマを組み合わせて1つのブログ運営が可能なんです!
そこで本記事では、サブディレクトリの作り方と、WordPressテーマのインストール方法をご紹介します。
今回はサブディレクトリ作成がメインで、テーマは無料のCocconをインストール。
サブディレクトリの作り方は、国内最速サーバー「ConoHa WING」を使った手順になります!
記事が増えてきたので整理したい、新規でサイトを作りたい方にも参考になる内容ですよ!
本記事の内容
- サブディレクトリとは
- サブディレクトリのメリット・デメリット
- ConoHa WINGでサブディレクトリを作成する手順
サブディレクトリとは
まず、サブディレクトリとは何なのでしょうか?
概念的な説明をすると話が難しくなるので、超ざっくり言うと
自宅の敷地にもう1軒家を増築するようなイメージ
自宅はもちろん自分のサイトのことで、サブディレクトリが2軒目の家とか離れ、2世帯住宅のイメージですね。
もう1軒家を建てるので、外観とか内装を変えて玄関も作れます。
つまり、サブディレクトリを作ると、あなたのサイトに2つ目のトップページ(玄関)を作れるようになります。
そのため、1つのドメインで実質的に2つのサイトを運営することができるんですね。
もちろんサブディレクトリを増やせば、さらにサイト数を増やすことも可能。
そして、サブディレクトリごとにWordPressテーマがインストールできます。
ちなみに、URLの構造はGoogleで説明すると次の通り。
GoogleのURL構造
メインサイト:https://www.google.com
サブディレクトリ:https://www.google.com/adsense/
「adsense」部分がサブディレクトリ。
同じ敷地なので、URL(住所)の先頭は同じになります。
では、サブディレクトリを作るとどんなメリット・デメリットがあるのか?
サブディレクトリのメリット
サブディレクトリでサイトを作るメリットは次の通りです。
- 追加費用がかからない
- SEO的な数値はメインサイトを引き継ぐ
- アドセンスの審査は不要
- 複数のWordPressテーマが使える
一つずつ解説していきます。
サブディレクトリなら追加費用がかからない
新しくドメインを取得して2サイト目を立ち上げると、ドメイン代やサーバー代が発生します。
しかし、サブディレクトリであれば、どこのサーバーでも無料で作ることが可能(私の調べた限りでは)
そのため無料で2サイト目を立ち上げることができます。
ちなみに、私が使っているConoHa WINGというサーバーなら、2つ目のドメインもサーバー代も無料。
表示スピードは国内最速、基本料金も安いので、興味があればチェックしてみてください。
ですが今回は、SEO的なメリットを受けられるのでサブディレクトリで立ち上げます。
この理由については、次でご紹介。
サブディレクトリはSEOの評価を引き継げる
サブディレクトリはURLの先頭が同じなので、メインサイトの一部として扱われます。
つまり、メインサイトのSEO評価(ドメパとか)の恩恵を受けられます。
強くてニューゲーム!
その逆に、サブディレクトリのコンテンツを充実させれば、メインサイトのSEO評価の補強にもなります。
うまく使えば、相互でサイト全体のSEO評価を上げていくことが可能。
ただし、メインサイトと同ジャンルを扱わないとSEO的にはマイナス・・・
サブディレクトリならアドセンスの審査不要で即広告設置可能
メインサイトでGoogleアドセンスに合格していれば、サブディレクトリのサイトは審査不要で広告の設置が可能。
サブディレクトリは、あくまでメインサイトの一部だからです。
(ちなみに私は16回落ちました。もうやりたくない・・・)
複数のWordPressテーマが使用可能
今回のメインですが、サブディレクトリを使えば複数のWordPressテーマが使用可能。
私のように別のテーマを使ってみたい方や、いまお使いのテーマでテスト環境を作りたい方におすすめです。
メインサイトの設定とか外観を変えようとして、むちゃくちゃになったことありません?(笑)
サブディレクトリにテスト環境を用意しておけば、ぶっつけ本番でメインサイトの設定変更をしなくてすみます。
他のWordPressテーマに浮気(?)してみたいあなたは、良ければ次の記事もチェックしてみてください。
初心者におすすめのWordPress無料・有料テーマ19選!
続きを見る
サブディレクトリのデメリット
サブディレクトリのデメリットは次の通りです。
- 同一ジャンルにしないとSEO的にはマイナス
- WordPressを2つ管理することになる
- 管理者が同じとバレる
一つずつ解説していきます。
同じ系統のジャンルにしないとSEO的にはマイナス
サブディレクトリは、メインサイトと同じジャンルを扱わないと、SEO的にはマイナスと言われています。
例えばメインサイトで旅行系の記事を取り扱っているのに、サブディレクトリでは投資系の記事を取り扱うなど。
簡単に言うと、雑記ブログ化しちゃいます。
専門性の高いサイトを評価するGoogleの方針とズレてしまうからですね。
逆に言えば、もともと雑記ブログであれば問題ありません。
別ジャンルで新規サイトを立ち上げたい場合は、サブディレクトリではなく新規ドメインを取得したほうが良いでしょう。
WordPressを2つ管理することになる
サブディレクトリは、SEO的にはメインサイトと同じ扱いです。
しかし、WordPress的には別サイトとして扱われるので、管理は2つになります。
つまり、サブディレクトリ専用のログイン画面が出来上がります。
そのため、WordPressテーマはもちろんのこと、プラグインなども再度インストールする必要があります。
同じ敷地の家でも、家具を揃える必要があるのと同じイメージ。
これは新規サイトを立ち上げるときも同じですかね・・・
管理者が同じとバレる
サブディレクトリはURLの先頭が同じです。
そのため、運営者が即バレます(笑)
もしメインサイトとは別名義とか、隠して運営したい場合は、サブディレクトリは使わず新規ドメインを取得してサイトを立ち上げましょう。
サブドメインという選択肢も
サブディレクトリとよく比較される言葉として、サブドメインとよばれるものも存在します。
GoogleのURL構造
メインサイト:https://www.google.com
サブディレクトリ:https://www.google.com/adsense/
サブドメイン:https://support.google.com/
Googleを例にすると、URLの途中に「support」が入っています。
これがサブドメインです。
サブディレクトリは似て非なるものですが、今回の趣旨から離れるのでご紹介まで。
気になる方は、検索して調べてみてください!
では実際にConoHa WINGを使って、新規にWordPressをインストールする手順をご紹介します。
ConoHa WINGでサブディレクトリを作る方法
ConoHa WINGで、サブディレクトリにWordPressテーマをインストールする手順は、次の3ステップです。
- サブディレクトリを作りたいドメインの確認
- サブディレクトリの設定
- サブディレクトリ作成、WordPressインストール
1つずつ解説していきます!
まずはじめに、ConoHa WINGのコントロールパネルにログインします。
step
1ドメインの確認
[サイト管理]画面で、サブディレクトリを作りたいドメインが選択されているか確認します。
ドメインを切り替える場合は[切り換え]-サブディレクトリを作りたいドメイン名横の[切り換え]
step
2サブディレクトリの設定
サブディレクトリを作成したいドメイン名で[WordPress]-[+WordPress]をクリックします。
必要事項を選択、入力していきます。
- インストール方法:新規インストール
- バージョン:最新バージョン(5.9.3)
- URL:メインサイトと同じでOK
- サブディレクトリのURL(変更できないので慎重に!)
- サイト名:任意のサイト名(あとで変更可能)
- メールアドレス:任意のメールアドレス
- ユーザー名:WordPressログイン用ユーザー名
- パスワード:WordPressログイン用パスワード
- データベース:そのままでOK
- データベースにログインするためのパスワード
- そのままでOK
データベースは滅多に使いませんが、念のためメモしておきましょう
すべて入力が完了したら[保存]をクリックします。
左下に「成功しました」と表示されればOKです。
step
3新しいWordPressの確認
ConoHa WINGのコントロールパネルで、新しく作ったサブディレクトリ(WordPress)の確認をします。
[サイト管理]-[サイト設定]-[WordPress]-[新規作成したURL]
- サイトURL:新しく作ったサイトのURL
- 管理画面URL:WordPressのログインURL
- かんたんSSL化:メインサイトがSSL化されていればそのままでOK
SSL化したいのに、サイトURLが「http://~」になっていたら[SSL有効化]をクリック
以上でサブディレクトリの作成と確認は完了です。
お疲れ様でした!
サイトURLを開くと・・・
\ Hello world!/
懐かしい(笑)
ConoHa Wingだと、はじめからCocoonがインストールされるので、テーマのインストールも同時に完了しています。
ちなみに、空のページをインデックスさせたくない方は、noindexにしておきましょう。
noindex設定手順
WordPressダッシュボードから[設定]-[表示設定]-[WordPress]-[検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする]にチェック
まとめ:サブディレクトリなら複数のWordPressテーマがインストール可!
今回は、ConoHa WINGを使ったサブディレクトリの作成とWordPressテーマのインストール方法を紹介しました。
サブディレクトリのメリットのおさらいですが
- 追加費用がかからない
- SEO的な数値はメインサイトを引き継ぐ
- アドセンスの審査は不要
- 複数のWordPressテーマが使用可能
そして、サブディレクトリで作ったサイトがメインサイトと同じジャンルなら、相互でサイト全体のSEO評価を上げてくれます。
同じジャンルでもう一つサイトを作りたい方や、新しいテーマでサイトを作りたい方には、サブディレクトリの活用がおすすめ!
また、ブログを長く続けていくのであれば、ConoHa WINGはコスパがとても良いサーバーです。
本記事で紹介したように、サブディレクトリの作成や管理をはじめとした、WordPress用のあれこれが簡単に設定可能。
さらにConoHa WINGの特徴は次の通り。
- 国内最速No.1のレンタルサーバー
- ドメイン2つが無料(2サイト目も無料で作成可能!)
- WordPressに特化した機能
- 高い安定性とセキュリティ性
また、2022年4月から、WordPressをさらに高速化してくれる新機能「WEXAL® Page Speed Technology®」が無料で利用可能になりました。
もし、近々サーバーを契約する方や移転をお考えの方で、興味があればチェックしてみてください。
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。