ブログノウハウ

難しいと言われるキーワード選定で初心者が上位表示を量産する勝ち筋戦略!

キーワード選定が大事って聞くけどよく分からない。手順を具体的に教えて!

悩むひと

こんにちわ、ゆいて(@yuitelog)です。

ブログをはじめて、最初に知るノウハウの一つが「キーワード選定」ではないでしょうか。

何となく大事なのは分かっているけど、難しそうだからと適当にキーワード選定してませんか?

ブログ記事はキーワード選定が命!と偉い人が言ったとか言わないとか。

今回は難しいイメージのあるキーワード選定方法の、超具体的な手順を初心者向けに解説していきます。

本記事の手順を真似するだけで、検索上位が取れるキーワード選定ができます!

有料ツールは一切なし!

すべて無料ツールを使った、ブログ記事のキーワード選定方法を解説していきます。

ちなみに、本記事では次の無料ツールを使用。

  • ラッコキーワード
  • Google キーワードプランナー
  • Google検索エンジン
  • MozBar(Google Chrome拡張機能)

キーワード選定手順から、穴場キーワードの見つけ方まで具体的に紹介します!

ゆいて

  • 読者の検索意図とは
  • キーワード選定に使える無料ツールの紹介
  • キーワード選定の具体的な手順
  • 穴場キーワードのみつけかた

それではいってみましょう!

読者の検索意図について

最初に読者の検索意図について。

ここが理解できずに、キーワード選定が難しいと思っている方が一定数以上いるようです。

難しい話ではないので、何となくこんな検索意図があるのか~と感じ取っていってください。

検索意図、つまりそのキーワードが何を目的に検索されているのかを理解しておくことで、スムーズなキーワード選定ができるようになります。

検索意図の4つのクエリ

まず、あなたが何か検索するシチュエーションはどんなときですか?

例えば

  • 気になる商品の評判が知りたいとき
  • どこか旅行に行きたいとき
  • WordPressでブログを開設したいとき
  • 新しいパソコンが欲しいとき

こんな感じで、何か情報が知りたいとか悩みを解決したいときに検索すると思います。

これは大きく分けると、次の4つの「クエリ」に分類することができます。

  • Knowクエリ(~が知りたいから検索する)
  • Goクエリ(~へ行きたいから検索する)
  • Doクエリ(~したいから検索する)
  • Buyクエリ(~が欲しいから検索する)

これを検索意図の4つのクエリといいます。

あなたが狙うキーワードも、この4つのクエリのいずれかに当てはまるはずです。

この中で収益に繋がりやすいのが、DoクエリとBuyクエリ

例えば、Doクエリであれば「転職したい、ホテルをお得に予約したい。」

Buyクエリであれば「WordPressのおすすめ有料テーマがほしい、新しいパソコンが欲しい」など。

つまり、何か行動を起こしたい、買いたい、という前提で検索することが多いので、そこで自分の記事が表示されると広告リンクをクリックしてもらえる可能性が高くなります。

逆にKnowクエリやGoクエリは、WordPressのカスタマイズ方法が知りたいとか、沖縄に観光に行きたいなぁといった意図で検索します。

あなたも情報を知ることができたら、へぇ~そっか!でサイトを閉じることが多くありませんか?(笑)

その記事単体では直接収益に繋がりにくいのがKnowクエリとGoクエリになります。

このクエリの場合、たくさんPVを稼いでアドセンスをクリックしてもらうとか、別記事へうまく誘導するなどするといいでしょう。

こんな感じで、キーワード選定する際は

  • まず4つのクエリに当てはまるキーワードで記事を書くこと
  • 中でもDoクエリとBuyクエリに当てはまるキーワードで記事を書いてみること

この2つを前提にキーワード選定をしていきましょう。

では、実際のキーワード選定手順を紹介していきます。

難しくないブログキーワード選定のやり方

本記事で紹介するキーワード選定手順は次の通りです。

  • ざっくりキーワードを決める
  • ラッコキーワードでサジェストキーワードを洗い出す
  • Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
  • 実際に使うキーワードを選定
  • 競合調査
  • 競合が弱いキーワードを狙って記事を書く

一つずつ具体例を上げながら、詳しく紹介していきます。

ゆいて

ざっくりキーワードを決める

はじめにどういうキーワードで記事を書くかを決めます。

この段階では、だいたいでOKです。

Doクエリ(例:保険 見積り、沖縄 ホテル 予約)かBuyクエリ(例:パソコン 5万円以下、おしゃれ スマホケース)のキーワードで記事を書くようにしましょう。

今回は例として「スマホ フィルム」というキーワードで記事を書くことにします。

これはスマホフィルムが欲しいという、Buyクエリのキーワードになります。

ラッコキーワードでサジェストキーワードの洗い出し

「スマホ フィルム」のキーワードでは、amazonなどの企業サイトばかりで上位表示は到底不可能です。

そこで大事なるのがサジェストキーワード。

サジェストキーワード

検索ウインドウにキーワードを入れたときに、自動表示される検索候補のことです

スマホ フィルムのサジェストキーワード
スマホ フィルムのサジェストキーワード

ここに表示されるキーワードは「スマホ フィルム」といっしょによく検索されているキーワード

「スマホ フィルム」をキーワードにするより「スマホ フィルム 〇〇」などの3語以上をキーワードにしたほうが上位表示されやすくなります。

いわゆるロングテールキーワードですね。

そのため、サジェストキーワードからキーワード選定するのがおすすめですが、Googleではすべてが表示されません。

そこで使うのがラッコキーワードです。

ラッコキーワードは、ブロガーなら誰もが知っている超有名ツール。

調べたいキーワードのサジェストキーワードを、瞬時に一覧表示してくれます。

無料で十分使えるツールなので有料会員登録は不要です。

しかしID登録していないと、1日5回しか使えないためID登録だけはしておくのがおすすめです。

IDの無料登録は、公式サイト右上の「新規登録」から30秒でできます。

ということで、ラッコキーワードに「スマホ フィルム」と入れてサジェストキーワードを調べてみます。

スマホ フィルム サジェストキーワード
スマホ フィルム サジェストキーワード

合計585件のサジェストキーワードがヒットしました。

この中には、めちゃくちゃ検索されているキーワードもあれば、現在はほぼ検索されていないようなキーワードも含まれています。

誰も検索しないキーワードで記事を書いても意味がないので、Googleキーワードプランナーでキーワードの検索回数を調べていきます。

Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる

Googleキーワードプランナーは、Googleが無料で提供するツール。

そのキーワードがどのくらい検索されているかを調べることができます。

まだ登録していない方は、次の記事を参考に登録してみてください。

【2023年最新】キーワードプランナーの無料登録方法と使い方【SEO初心者向け】

続きを見る

検索ボリュームの調べ方はとても簡単。

step
1
サジェストキーワードのコピー

ラッコキーワードで調べたサジェストキーワード一覧画面で、右上の「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。

ラッコキーワードサジェストコピー

step
2
検索ボリュームの確認

キーワードプランナーの「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

キーワードプランナートップ画面

コピーしたサジェストキーワードを「検索のボリュームと予測のデータを確認する」に貼付けし[開始する]をクリックします。

キーワードプランナーキーワード入力

検索ボリューム一覧が表示されました。

このままでは見にくいので[月間平均検索ボリューム]をクリックして、ボリューム数順に並べ替えます。

キーワードプランナー検索ボリューム結果

これで検索ボリュームのおおよその数も調べることができました。

もっと具体的な数値が知りたい場合は、残念ながら有料になります。

ゆいて

ちなみに、無料で検索ボリュームがチェックできるマニュオンの「SEOキーワードツール」も便利。

このツールを使うと、Googleキーワードプランナーより具体的な検索ボリュームを調べることができます

ラッコキーワードよりは少なめですが、サジェストキーワードもチェック可能。

SEOキーワードツールの使い方については、次の記事でまとめてあるので合わせてチェックしてみてください。

マニュオンのSEOキーワードツールがバグレベルで凄すぎてやばい!

続きを見る

上位表示されやすいキーワード選定のコツ

はい、じゃあ好きなキーワードを選んでください!

と言われても困ると思うので、私が選定する際のポイントです。

キーワード選定のポイント

  • ボリューム数は100~1000以下を狙う
  • 記事タイトルに含められるキーワードにする
  • Buyクエリ、Doクエリを狙う

一つずつ解説していきます。

ボリューム数は100~1000以下を狙う

1万~10万以上の検索ボリュームが大きいキーワードを狙いたいところですが、個人ブログではまず勝てないのでスルー。

とくに10~100のキーワードであれば、上位表示されやすいキーワードがたくさんあります

慣れてくれば100~1000のキーワードも狙っていきましょう。

記事タイトルに含められるキーワードにする

キーワードはタイトルに入れる、しかもなるべく左詰めにすると良いとされています。

必ず記事タイトルに自然に入れられるキーワードを探していきましょう。

Buyクエリ、Doクエリを狙う

例えば「スマホ フィルム」のキーワードで「スマホ フィルム 取り方」というキーワードが存在します。

この検索意図は「スマホフィルムってどうやって剥がすの?」くらいのものだと思います。

つまり、Knowクエリ(情報が知りたい)なので、購入する意思はあまりないと想定できます。

BuyクエリやDoクエリ(例:スマホ フィルム 比較、スマホ フィルム おすすめ)というキーワードを狙っていきましょう。

今回は、次のキーワードを狙っていくことにします。

キーワード検索ボリューム
スマホ フィルム ゲーム100~1000
スマホ フィルム 人気10~100
スマホ フィルム 手汗10~100

キーワードの競合調査

狙うキーワードを決めました。

続けて、そのキーワードで上位表示されている競合サイトの調査をしていきます。

悩むひと

なんかめんどくさそう・・・

そんな方にこそおすすめのツールがこちら!

ゆいて

GoogleChrome拡張機能である「MozBar」を使って競合調査を行います。

MozBarをインストールしておけば、検索結果に表示された競合サイトの強さが一目瞭然!

詳しい設定方法や使い方は、次の記事でまとめてあります。

MozBarの設定方法と使い方を完全解説!ブロガー3種の神器です

続きを見る

では、MozBarを使って先ほどのキーワードで上位表示されている競合サイトをチェックしていきます。

はじめに「スマホ フィルム ゲーム」の検索上位サイトは次の通り。

記事の下に表示されている黒い帯部分がMozBarの表示になります。

MozBarを使った競合調査

注目すべきはDA(ドメインオーソリティ)で、ドメインパワーと同じようなもの。

このDAは、Mozが評価したサイトの強さで100に近いほど強いサイトになります。

ここでは、1位と4位がDAが超高い企業サイトなので個人ブログでは勝ち目はありません。

しかし、2位と3位は個人ブログでDAも6、4と低めなので勝てる可能性があります。

「スマホ フィルム ゲーム」のキーワードは、十分上位表示できると判断できます。

同様に「スマホ フィルム 人気」で競合サイトをチェックします。

MozBarを使った競合調査

このキーワードの1ページ目(上位10サイト)はすべてDAが高い企業サイトでした。

そのため、個人ブログで上位表示させるのは難しいでしょう。

最後に「スマホ フィルム 手汗」です。

MozBarを使った競合調査

1位がDA10の個人サイトなので狙い目。

むしろあなたなら、楽勝で1位が獲得できるキーワードです。

yuitelog.com?どこかで聞いたことあるようなURLですね・・・

ゆいて

このキーワードに興味があればぜひ上位表示を狙ってみて下さい(笑)

単価は安いですが、コンスタントに収益が発生するキーワードです。

ちなみに、上位表示されても一切文句は言わないのでご安心ください!

今回は「スマホ フィルム」を例にしましたが、他のキーワードでも手順は同じです。

すべて無料ツールでできるので、ぜひお試しください。

ここまでの手順で十分上位表示させることはできますが、さらにその確率を上げるために穴場キーワードの見つけ方も解説していきます。

穴場キーワードの見つけ方

最後に穴場キーワード、つまりブルーオーシャンキーワードの見つけ方です。

ブルーオーシャンキーワード

検索需要があるにも関わらず、競合が少ないために簡単に上位表示を狙うことができてしまうキーワード

そんなの簡単に見つけられれば苦労しないけど・・・

悩むひと

じつは簡単に見つけることができます。しかも無料で!

ブルーオーシャンキーワードの特性

見つけ方の前に、ここで定義するブルーオーシャンキーワードについて補足しておきます。

理屈を理解しておくと、より見つけ方のコツが掴めるから。

まず、ブルーオーシャンキーワードの競合が少ない理由。

それは、記事タイトルに狙ったキーワードが完全一致で入っている記事が少ないからです。

検索エンジンは、検索したキーワードがタイトルに入っている記事を上位表示させる仕様。

つまり、狙うキーワードが完全一致でタイトルに入っている記事が少なければ、あなたのサイトが上位表示されやすくなります。

逆に狙っているキーワードがたくさんの記事タイトルに含まれていると、上位表示は厳しい状況。

ちなみに、キーワードが一致している記事を調べる方法は、Google検索エンジンに「intitle:」と「allintitle:」というコマンドに続けてキーワードを入れるだけ。

intitleコマンド

入力したキーワードが1つでも記事タイトル内に含まれている(部分一致)。

intitleで検索したときに、検索結果数が多ければ検索需要があるキーワードです。

allintitleコマンド

入力した全てのキーワードが記事タイトル内に含まれている(完全一致)

分かったような分からないような・・・

悩むひと

具体例で解説します。

例えば「スマホ フィルム 手汗」のintitle、つまりこの3語のいずれかが含まれている記事数をチェックします。

チェック方法は、Googleで「intitle:スマホ フィルム 手汗」と入力するだけです。

intitleコマンドを使った検索結果

検索結果数は101,000件。

つまり「スマホ フィルム 手汗」のどれか一つでもタイトルに含まれている記事数が101,000件ということに。

上位表示されている記事も、いずれかのキーワードが入っていることが分かります。

同じように「allintitle:スマホ フィルム 手汗」で検索。

allintitleコマンドを使った検索結果

検索結果数は7件。

「スマホ フィルム 手汗」のすべてがタイトルに含まれている記事は、7件しかないということになります。

つまり、このキーワードでのライバルはたった7記事だけ。

intitle数が多いキーワードは、検索需要があるキーワード

そしてallintitleが少なければ、検索需要があるキーワードなのに、すべてのキーワードが含まれている記事が少ないということになります。

まとめると

  • intitleコマンドで検索結果数(需要があるキーワードか)をチェック
  • allintitleコマンドでキーワードがすべて含まれる記事数をチェック

キーワード選定といっしょにこの作業を行うと、あなたの記事を上位表示させる可能性がググっとアップ!

これがブルーオーシャンキーワードの見つけ方です。

とは言え、すべてのキーワードを含んでも必ず上位表示されるわけではありません。

タイトルのキーワード以外にも、ドメインパワーや記事内容などの様々な要素で検索順位が決まるからです。

ドメインパワーに関しては、被リンクを獲得することが最も手っ取り早い方法。

今すぐに被リンクが貰えるサイトは、次の記事でまとめてありますのでよかったらチェックしてみてください。

被リンクを自分で獲得できるサービス24選!ドメパ50超えの秘策を大公開!

続きを見る

ブログ記事を書く前にSEOキーワード選定をやりましょう!

本記事で紹介した難しくないキーワード選定手順は次の通り。

  • ざっくりキーワードを決める(例:スマホ フィルム)
  • ラッコキーワードでサジェストキーワードを洗い出す
  • Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
  • intitleとallintitleで検索需要とキーワードの含有率をチェック
  • MozBarで競合調査
  • 競合が弱ければGO!

上位表示される可能性が高いパターンは

  • 検索ボリューム100~1000以下
  • intitle数が多い
  • allintitle数が少ない
  • 競合サイトのDAが低い

こんな感じです。

すべて無料ツールを使っているので手順が多くてめんどくさいなと感じるあなたには・・・

買切り型の有料SEOツール、COMPASSがおすすめ。

このツール、ここまで解説したキーワード選定を自動で効率良く精度高くやってくれます。

また、買い切り型としては珍しく記事検索順位チェックツールも合わせて使えるのでコスパ抜群。

COMPASSについては、次の記事で紹介しているので興味があればご覧ください。

ちなみに、COMPASSは当ブログから購入してくれる方が非常に多いです。

誰でもアフィリエイトできる商品なので、購入してレビュー記事を書けばすぐに投資額を回収できるのも魅力的

それだけブロガーさんに刺さる商品なので興味を持ってもらいやすいです。

(地味に検索上位も取りやすいですよ)

少し話が逸れました・・・

ゆいて

今回紹介したキーワード選定方法を真似するだけで、高い確率で上位表示されます。

しかし、実際の検索順位決定は様々な要因が絡んでいるので、神(Google)のみぞ知る状態。

まずは、実際にキーワード選定して記事を書いてみて下さい。

必ず上位表示される記事が出てきますよ!

キーワード選定も含めて、さらにSEO対策の詳しい解説が知りたい方はこちらもおすすめです。

少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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