
キーワードプールってどんなツール?他のツールと何が違うの?サクッと教えて!
こんにちわ、ゆいて(@yuitelog)です。
2022年6月15日に、キーワードプールという新しいキーワード選定ツールがリリースされました。
このツール、簡単に言うと
- ラッコキーワードのようにサジェストキーワードを取得できる
- キーワードプランナーより詳細な検索ボリュームがチェックできる
つまり、無料のラッコキーワードに月間検索ボリュームが表示されるようになった、というのがキーワードプールです。
本記事では、これからの主役になるかもしれないキーワードプールを徹底解説!
使い方はとっても簡単!すべて無料で使えますよ。

2022年8月8日に神アプデされました。
アップデート内容が知りたい方はこちらからどうぞ。
本記事の内容
- キーワードプールとは
- キーワードプールの評判
- キーワードプールのメリット・デメリット
- キーワードプールの使い方
- おすすめのキーワード選定ツール3選
それではいってみましょー!
キーワードプールとは
キーワードプールは、2022年6月15日リリースされたばかりのキーワード選定ツール。
調査したいキーワードを入力して検索するだけで
- サジェストキーワード一覧
- 月間検索ボリューム
- トレンドキーワード
- 過去5年間の検索状況
この4つが瞬時に取得できます。
しかし、トレンドキーワードや過去5年間の検索状況が見当たらず・・・
キーワードプールの公式アカウント様に質問したところ、すぐに回答をいただけました。
本記事執筆時点では停止中。
2022年8月から再開予定とのことでした。
質問したらすぐに応えてくれる、ユーザーを大切にされている運営様ですね!

使い方はいたってシンプルですが、凄いのは調査回数が無制限というところ。
例えばラッコキーワードなら5回/日(無料会員なら50回)
検索ボリュームの調査は有料(990円~/月)となっています。
多くのブロガーがラッコキーワード+Googleキーワードプランナーでやっていることを、キーワードプールだけで完結してくれます。
キーワードプールの評判
そんな便利なキーワードプールの評判を調査してみました。
現役ブロガー、稼いでいる上級者の方問わず絶賛の声が多くみられました!
1つのツールで、サジェストキーワードと検索ボリュームをWチェックできるのは、やはり非常に便利ですね。
キーワードプールのメリット

キーワードプールのメリットは次の3つ。
- 無料で使い放題
- サジェストキーワードと検索ボリュームが同時にチェックできる
- 隙間時間でキーワード調査ができる
1つずつ解説していきます。
キーワードプールは無料で使い放題
有料ツールなら同等の機能を持つものはたくさん存在します。
しかし、キーワードプールは無料。
無料で制限なく使えるのは、全ブロガーにとって嬉しい仕様ですね。
サジェストキーワードと検索ボリュームが同時にチェックできる
サジェストキーワードと検索ボリュームを無料でチェックしようとすると
ラッコキーワード+Googleキーワードプランナー
この組み合わせでチェックしている方が多いはず。
しかし、キーワードプールはこの2つの機能を合わせもっています。
ラッコキーワードの制限にすぐ引っかかる方やGoogleキーワードプランナーを使っていない方は、キーワードプールが断然おすすめ。
また、検索ボリュームはGoogleキーワードプランナーよりも具体的な数字が出ます。
ここについては、この後解説します。
スキマ時間でキーワード調査ができる
キーワードプールは、スマホからでも使用可能。
PCを立ち上げなくても手軽にキーワード調査ができるので、ちょっとしたスキマ時間や移動中の時間も活用することができます。
取得したデータはキャッシュとして保存されるので、スマホやブラウザを閉じても消えることはありません。
キーワードプールのデメリット
キーワードプールに大きなデメリットはありません。
あえて言えば、サジェストキーワードと検索ボリュームの調査に特化したツールなので、現状他には機能がありません。
2022年8月、神アップデート。
アップデート内容については、後半にまとめてあります。
キーワードプールの使い方

キーワードプールの使い方はいたってシンプル。
ここでは、メインで使う以下の機能についてご紹介。
- サジェストキーワードの調査方法
- 月間検索ボリュームの調査方法
- サジェストキーワードの深堀方法
- 調査結果の保存方法
1つずつ解説していきます。
サジェストキーワードの調査方法
キーワードプールの公式サイトにアクセスします。
左上の検索ウインドウに、調査したいキーワードを入力し検索。

これでサジェストキーワードの一覧が表示されます。
月間検索ボリュームの調査方法
月間検索ボリュームの確認は、サジェストキーワードの一覧から、月間検索ボリュームが知りたいキーワードの「月間検索回数」をクリックするだけ。
例として「揚げもみじ」を検索(ただ私が食べたいだけ)

「揚げもみじ 作り方」の月間検索ボリュームは390回/月。
「揚げもみじ 東京」の月間検索ボリュームは110回/月。
ちなみにGoogleキーワードプランナーだと、両キーワードとも100~1000回/月。
キーワードプールの方が、具体的な検索回数が分かるのでとても便利です。
同じ100~1000回/月でも、3倍以上の差があることが分かります。

サジェストキーワードの深堀り方法
気になるサジェストキーワードは、「プール検索」をクリックするとさらに深掘りができます。

例として「揚げもみじ 作り方」の「プール検索」をクリックした結果は下画像の通り。

さらに深掘りしたい場合は、同じように「プール検索」をクリックします。
調査結果の保存方法
調査結果の保存方法ですが
- ブラウザのキャッシュとして自動で保存
- 「.json」というファイルに保存
この2パターンの方法で、調査結果を保存することができます。
ブラウザのキャッシュとして自動で保存
1つ目の保存方法はキャッシュとして自動保存されるものです。
とくに何もする必要はなく、調査結果ごとに自動で保存されていきます。

ちなみに、表示させたいキーワードの左隅にあるアイコンをクリックすると切り換え可能。
自動保存は100件までです。不要なものは「×」をクリックすると消せます。
「.json」に保存
各調査結果は、画面右上の「保存」をクリックすると「キーワードプール.json」というファイルで保存することも可能。

後日調査結果を確認したい場合は、「開く」から保存したファイルを指定すればOK。
以上が、キーワードプールの使い方になります。
直観的に操作できるので、ぜひ一度使ってみてくださいね!
そもそもキーワード選定方法にお悩みの方は、次の記事がおすすめ。
本記事は、Twitterで400いいね超え、80回以上RTされた記事です。
>>キーワード選定は難しくない!ブログ初心者向けにコツを超具体的解説!
-
キーワード選定は難しくない!ブログ初心者向けにコツを超具体的解説!
続きを見る
2022年8月8日のキーワードプールのアップデートについて
2022年8月8日、キーワードプールがアップデートされました。
目玉は、競合調査機能の強化(検索上位10サイトが対象)です。
アップデート内容は次の通り。
- サジェストキーワードの取得の高速化
- 競合サイトがキーワードを記事タイトルに入れているか
- 競合サイトの記事の文字数確認
- 競合サイトがWordPressテーマを使っているかどうかが分かる
競合調査機能について、一つずつ解説していきます。
競合サイトがキーワードを記事タイトルに入れているか
例えば「ブログ 初心者 本」というキーワードで競合調査をする場合。
「競合検索」をクリックします。

検索結果は下画像の通り。
Googleで「ブログ 初心者 本」と検索したときの、上位10記事のタイトルを抽出しキーワードをハイライトで示してくれます。

タイトル横の「緑丸」はキーワードをすべて含んでいないが、上位表示されている記事。
「緑丸」が多い場合、そのキーワードをすべて含んだタイトルにすると、上位表示される可能性が高まります。
キーワードをすべて含むと上位表示されやすい理由については、次の記事で詳しく解説しています。
>>キーワード選定は難しくない!ブログ初心者向けにコツを超具体的解説!
競合サイトの記事の文字数確認
競合検索画面から、記事の文字数も確認することができるようになりました。

文字数が多ければ上位表示されるわけではありませんが、上位表示されている記事の文字数がどのくらいかを把握しておくことは大事です。
例えば、1万字以上の記事ばかりのところに、2,000字程度の記事で勝負してもおそらく勝てません。
上位表示されている記事=Googleが評価している記事です。
記事のボリューム感(文字数)は、間違いなくチェックしておくべき指標の一つです。
競合サイトがWordPressテーマを使っているかどうかが分かる
WordPressテーマを使っているサイトの場合、どのテーマを使っているかが分かるようになりました。

つまり「WPサイト」の表示横が「緑丸」であると、個人ブログの可能性が高い。
上位表示されている記事に個人ブログが多いほど、十分勝負できるキーワードであるということです。
ちなみに「ブログ 初心者 本」というキーワードは、個人ブログが多めな印象。
(1位はカリスマブロガーヒトデさんの記事なので、1位表示は難しそうですが・・・)

試しにいろいろなキーワードで使用WordPressテーマをチェックしてみましたが・・・
その多くがWordPressの有料テーマで占められています。
有料テーマは勝手にSEO対策をしてくれるので、同じ記事を書いていても有料テーマのほうが検索上位に表示されやすくなります。
この勝手にSEO対策がかなり強力。
無料テーマや無料ブログでは、かなり苦労しないとできないことが標準でできちゃいます。
ゲームをレベル1ではじめるか?レベル99ではじめるか?
冗談抜きでそのくらいの差があるのが有料テーマなんですね。
ブログは記事を書くこととSEO対策が必須。
同じ苦労をしても、残念ながら装飾の幅が広くSEO対策万全の有料テーマの方が読者にもGoogleにも評価されやすいです。
同じ苦労なら、少しでも時間を損せず稼げるほうがいいですよね。
とにかく無料でやりたい!という方はそのままでもいいと思います。
でも、少しでも現状を打破して次のステージに進みたいのであればAFFINGER6とSWELLがダントツでおすすめ。
ぶっちゃけ上位表示されているサイトは、この2テーマが圧倒的に多いです。
(当ブログもこの2刀流でやっています)
AFFINGER6とSWELLについて詳しく知りたい方は、次の記事もチェックしてみてください。
>>AFFINGER6は初心者でも使える?実際に1年使った私が本音レビュー!
少し話が脱線しましたが・・・
例えば「仮想通貨」というキーワードの競合検索結果は、下画像の通り。
企業サイト(赤丸)ばかりで上位表示は不可能に近いことが分かります(そもそもYMYLですが・・・)

このようにキーワードプールでは「緑丸」が多いキーワードを探すのがおすすめ。
個人ブログが多いキーワードを見つけたら、より上位表示を狙うため実際に検索してドメインパワーもチェックしてみましょう!
上位表示されている記事のドメインパワーが低ければ、あなたの記事が上位表示される可能性が非常に高まります。
ドメインパワーのチェックには、無料で使える「MozBar」がおすすめ。
導入方法と使い方は次の記事でまとめてあるので、興味があればチェックしてみてください。
>>【2022年最新】MozBarの設定方法と使い方を完全解説!
-
【2022年最新】MozBarの設定方法と使い方を完全解説!
続きを見る
おすすめのキーワード選定ツール3選
最後に、キーワードプール以外でおすすめのキーワード選定ツールを3つご紹介します。
ラッコキーワード

ラッコキーワードは、ブロガーならほぼ全員が知っているツール。
無料会員登録するだけで
- キーワード調査
- ライバル記事の文字数抽出
- ライバル記事の見出し抽出
このような機能が使用可能に。
検索エンジンであなたの記事を上位表示するには必須ツールです。
もしまだ知らないという方は、ぜひ無料会員登録して活用していきましょう!
Ubersuggest

Ubersuggestは、Googleキーワードプランナーをベースに開発されたSEOツール。
使用回数制限はありますが、以下のような機能を無料で使うことが可能です。
- キーワード調査
- ライバルサイトの流入キーワード調査
- ライバルサイトのトラフィック調査
SEO対策全般が、これ1つで行うことができます。
特化サイトを作りたい場合などは、ライバルサイトの調査が必要不可欠。
Ubersuggestを使えば、ライバルサイトのすべてをチェックすることができます。
キーワードスカウターST

キーワードスカウターSTは、ライバル不在のブルーオーシャンキーワードを発掘してくれるツール。
ブルーオーシャンキーワードとは、大きく稼げる可能性がたくさん眠っているキーワードのこと。
ライバルがいないので、あなたはそのキーワードで記事を書くだけで、上位表示を獲得し読者がどんどん流入してきます。
もちろんライバルも常に狙っているので、残念ながら早い者勝ち。
そんなキーワードをザクザク発掘してくれるのが、キーワードスカウターSTです。
私はこれを使って、実際に200以上のキーワードで上位表示を獲得し、伸び悩んでいた収益も5桁にアップさせ継続中。
詳しくは次の記事でまとめてあるので、現状を脱却したい、もっと収益を上げたい、PV数を稼ぎたい方はぜひご覧ください。
検索上位連発!キーワードスカウターSTのレビューと評判、使い方を完全解説
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検索上位連発!キーワードスカウターSTのレビューと評判、使い方を完全解説
続きを見る
今回は以上になります。
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました!