2023/10/10をもってキーワードプールのサービスは終了しました。本記事はこんな神サービスがあったという「記憶」として残しています。
キーワードプールってどんなツール?他のツールと何が違うの?サクッと教えて!
こんにちわ、ゆいて(@yuitelog)です。
2022年6月15日、キーワードプールという新しいキーワード選定ツールがリリース。
このツール、簡単に言うと
- ラッコキーワードのようにサジェストキーワードを取得できる
- キーワードプランナーより具体的な検索ボリュームを取得できる
- 競合調査ができる
つまり、無料のラッコキーワードに月間検索ボリュームが表示されるようになった、というのがキーワードプールです。
本記事では、すでにブロガーの間で大流行しているキーワードプールを徹底解説!
使い方はとっても簡単!基本無料で使えますよ。
※2023年1月のアップデートで、仕様が大きく変わったため記事内容を変更しました。
本記事の内容
- キーワードプールとは
- キーワードプールの評判
- キーワードプールのメリット・デメリット
- キーワードプールの使い方
- おすすめのキーワード選定ツール3選
本記事の執筆者
キーワードプールとは
キーワードプールは、2022年6月15日リリースされた無料キーワード選定ツール。
調査したいキーワードを入力して検索するだけで
- 月間検索ボリューム
- サジェストキーワード一覧
- 周辺ワード
- 競合の強さ
- 使用しているWordPressテーマ
- 上位表示されている記事の文字数
- 上位表示されている記事の見出し一覧
主にこの7つの情報が取得できます。
2022年12月までは、無制限で使いたい放題でしたが、2023年1月からは30分で5回(調査)までという使用制限が付きました。
使用制限を解除するためには、有料のシリアルキーが必要。
2023年6月1日時点で、シリアルキーの入手手段は、キーワードプール公式サイトからAFFINGER6を購入することです。
どうしても制限を解除したい方は・・・という感じですね。
キーワードプールの評判
キーワードプールの評判をSNSで調査してみました。
以下は有料化が発表されるまでの評判。
以下は有料化が発表されてからの評判。
ツール自体はハイパフォーマンスで文句のつけようはありません。
有料化してからも、私は愛用し続けています。
キーワードプールのメリット
続けてキーワードプールのメリットについて。
- 無料で使える
- サジェストキーワードと検索ボリュームが同時にチェックできる
- 隙間時間でキーワード調査ができる
1つずつ解説していきます。
キーワードプールは基本無料で使いたい放題
有料ツールなら同等の機能を持つものはたくさん存在します。
しかし、キーワードプールは基本無料。
30分で5回までという回数制限は付きましたが、無料で使えることに変わりはありません。
サジェストキーワードと検索ボリュームが同時にチェックできる
サジェストキーワードと検索ボリュームを無料でチェックしようとすると
ラッコキーワード+Googleキーワードプランナー
この組み合わせでチェックしている方が多いはず。
しかし、キーワードプールはこの2つの機能を合わせ持っています。
しかも検索ボリュームについては、Googleキーワードプランナーよりも具体的な数字をチェック可能。
ここについては、この後解説します。
スキマ時間でキーワード調査ができる
キーワードプールは、スマホからでも使用可能。
PCを立ち上げなくても手軽にキーワード調査ができるので、ちょっとしたスキマ時間や移動中の時間も活用することができます。
取得したデータはキャッシュとして保存されるので、スマホやブラウザを閉じても消えることはありません。
キーワードプールのデメリット
デメリットは次の2つ。
- 動作が不安定になることがある
- 30分で5回という回数制限がある
1つずつ解説していきます。
動作が不安定になることがある
キーワードプールは、ブラウザによっては少し動作が不安定になることがあります。
多くの場合は「キャッシュ」が原因。
しかし何か不具合があったときは、キーワードプールの公式Twitterで案内してくれるので安心です。
個別の不具合もTwitterで連絡すれば、丁寧に回答してくれる神運営です!
30分で5回という回数制限がある
以前は無料で使いたい放題でしたが、2023年1月のアップデートから回数制限や待機時間が導入されました。
現状、制限を回避するためには有料のシリアルキーが必要です。
キーワードプールの使い方
キーワードプールの使い方はいたってシンプルです。
ここでは、メインで使う以下の機能についてご紹介。
- サジェストキーワードの調査方法
- 月間検索回数の調査方法
- 競合調査方法
- 調査結果の保存方法
1つずつ解説していきます。
サジェストキーワードの調査方法
キーワードプールの公式サイトにアクセスします。
左上の検索ウインドウに、調査したいキーワードを入力し検索。
これだけで、サジェストキーワードの一覧が表示されます。
月間検索回数の調査方法
月間検索ボリュームの確認は「検索回数順」か各サジェストキーワードの「月間検索回数」をクリックするだけ。
PV数に直結する月間検索回数ですが、例えば「ブログ初心者 おすすめ 本」の場合。
キーワードプールでは、平均110回/月と表示されました。
ちなみに、月間検索回数の数値をクリックすると過去12ヶ月の推移もチェックできます。
対するGoogleキーワードプランナーでは、100~1000回/月というざっくり表示。
同じ100~1000でも、実際には100に近い検索回数でした。
このようにキーワードプールの方が、より具体的な検索回数が分かります。
競合調査方法
キーワードプールでは競合調査したいキーワードの「競合検索」をクリックすると、次のようなことが分かります。
- 競合サイトがキーワードを記事タイトルに入れているか
- 競合サイトの記事の文字数確認
- 競合サイトがWordPressテーマを使っているかどうかが分かる
- 上位表示されている記事の見出しが分かる
例えば「ブログ初心者 本」というキーワードで競合調査をする場合。
こんな感じで、上位20位までの記事の情報を丸裸!
タイトル横の「緑丸」は、WordPressを使ったサイトを示しています。
つまり、WordPressを使った個人ブログの可能性が高いため「緑丸」が多いキーワードは競合が弱い可能性があることを示唆。
ですが、WordPressを使っている企業サイトやドメパ鬼強サイトも多いので、個人的にはあまりあてにしません。
なぜなら、実際に上位表示させられるかは、MozBarという無料ツールを使って調査する方が確実だから。
MozBarを使った競合調査方法が知りたい方は、次の記事がおすすめです。
MozBarの設定方法と使い方を完全解説!ブロガー3種の神器です
続きを見る
調査結果の保存方法
調査結果の保存方法ですが
- ブラウザのキャッシュとして自動で保存
- CSVファイルに保存
この2パターンの方法で保存することができます。
ブラウザのキャッシュとして自動で保存
1つ目の保存方法は、キャッシュとして自動保存されるものです。
とくに何もする必要はなく、調査結果ごとに自動で保存されていきます。
保存しているキーワードを切り替える場合は、プール中のキーワードの左隅にあるアイコンをクリックすればOKです。
不要になったものは「×」で消すこともできます。
CSVファイルに保存
各調査結果は、画面右上の「保存」をクリックすることでCSVファイルで保存することも可能。
保存できるのは次の項目です。
- キーワード
- 平均月間検索回数
- 1年前までの月間検索回数
以上がキーワードプールのメインの使い方です。
言葉で説明されるより、実際に使ってみてください。
簡単なのですぐに使いこなすことができるでしょう。
おすすめのキーワード選定ツール3選
最後に、キーワードプール以外でおすすめのキーワード選定ツールを3つご紹介します。
COMPASS(コンパス)
- キーワード選定
- サイト順位チェック
- 競合サイト調査
この3つが買い切りで使えるコスパ抜群のSEOツール。
ライバル不在で上位表示させやすいクリティカルなキーワード選定をサクッとやってくれるので・・・
おもしろいようにチャリンチャリンと成果を発生させてくれます。
また、サイト順位チェックツールは月額課金(サブスク)のものばかりですが、COMPASSは買い切りで永続的に使うことが可能。
「新しい景色」が見たい方は、次の記事も見ていって下さいね。
頑張っているあなたが報われるように一生懸命書きました。
▼ キーワード選定の「裏技」と勝ち筋ライティングノウハウはこちら ▼
10,000字以上の限定特典記事付き!バグ級チートツール「COMPASS」を完全解説!
COMPASSはSEOキーワード選定の革命児!評判や口コミ、使い方をガチレビュー!
続きを見る
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、ブロガーならほぼ全員が知っているツール。
無料会員登録するだけで
- キーワード調査
- ライバル記事の文字数抽出
- ライバル記事の見出し抽出
このような機能が使用可能に。
キーワードプールと同じく、とても便利な無料ツールです。
もしまだ知らないという方は、ぜひ無料会員登録して活用していきましょう!
Ubersuggest
Ubersuggestは、Googleキーワードプランナーをベースに開発されたSEOツール。
使用回数制限はありますが、以下のような機能を無料で使うことが可能です。
- キーワード調査
- ライバルサイトの流入キーワード調査
- ライバルサイトのトラフィック調査
SEO対策全般が、これ1つで行うことができます。
特化サイトを作りたい場合などは、ライバルサイトの調査が必要不可欠。
Ubersuggestを使えば、ライバルサイトのすべてをチェックすることができます。
その他のキーワード選定ツールは、次のサイトでも詳しく解説されています。
キーワードプール有料化後の使い方
使用制限が設けられ、これまで通り使うには有料となったキーワードプール。
30分5回という制限は、IPアドレス単位でチェックされているようです。
つまり、PCからとWiFiに繋いでいないスマホ等を使えば30分で合計10回使用可能。
これからも無料で使い続けたい方は、面倒ですがそんな裏技もありますよ。
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました!